諸子百家争鳴 - 中国古典思想の世界 - 論語/孔子/孟子/大学/中庸/荀子/老子/荘子/列子/韓非子/孫子/墨子/史記
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 ■中国古典一日一言
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 『中国古典一日一言』 守屋洋/PHP文庫 …> [関連書籍]
 先人の英知の結晶である中国古典指導者の心得から処世の知恵に至るまで、誰でも気軽に読め、
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■『中国古典一日一言』 …
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本頁は、『中国古典一日一言』(守屋洋/PHP文庫)による。
尚、本書には出典書名のみしか記載されていない為、該当箇所の篇・章名を調べ附した。


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■一月
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01日 苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり(『大学』)
02日 故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る(『論語』為政)
03日 驥(き)は一日にして千里なるも、駑馬(どば)も十駕(じゅうが)すれば則ちまたこれに及ぶ(『荀子』修身)
04日 呑舟の魚は枝流に游(およ)がず(『列子』楊朱)
05日 天下、意の如くならざるもの、恒(つね)に十に七、八に居る(『晋書』羊祜伝)
06日 百里を行く者は九十を半ばとす(『戦国策』秦策上)
07日 恒産なければ因って恒心なし(『孟子』梁恵王上)
08日 初めあらざること靡(な)く、克(よ)く終りあること鮮(すく) なし(『詩経』大雅・蕩)
09日 欹器(いき)は満つるを以って覆る(『菜根譚』)
10日 その長ずる所を貴び、その短なる所を忘る(『三国志』)*
11日 好死は悪活に如かず(『通俗編』)*
12日 積善の家には必ず余慶(よけい)あり(積不善の家には必ず余殃(よおう)あり)(『易経』坤卦)
13日 愚公、山を移す(『列子』湯問)
14日 功の崇(たか)きはこれ志、業の広きはこれ勤(『書経』周官)
15日 懐と安とは実に名を敗る(『春秋左氏伝』僖公二十三年)
16日 上善は水の如し(『老子』8)
17日 飽食終日、心を用うる所なきは、難きかな(『論語』陽貨)
18日 胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す(大胆小心)(『近思録』)
19日 君子の交わりは淡きこと水の如し(小人の交わりは甘きこと醴の如し)(『荘子』山木)
20日 智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う(『孫子』九変)
21日 (忠は徳の正なり、信は徳の固なり、)卑譲(ひじょう)は徳の基なり(『春秋左氏伝』文公元年)
22日 士は以て弘毅ならざるべからず(『論語』泰伯)
23日 寛にして畏(おそ)れられ、厳にして愛せらる(『宋名臣言行録』)
24日 綸言(りんげん)、汗のごとし(『礼記』緇衣)
25日 虎穴に入らずんば虎児を得ず(『後漢書』班超伝)
26日 むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ(『史記』蘇秦列伝)
27日 良賈は深く蔵して虚しきが如し(君子は盛徳ありて容貌愚なるが如し)(『史記』老子韓非列伝)
28日 巧詐は拙誠に如かず(『韓非子』説林上)
29日 知、仁、勇の三者は天下の達徳なり(『中庸』)
30日 足るを知れば辱められず、止るを知れば殆うからず(『老子』44)
31日 君子に三楽あり(『孟子』尽心上)

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■二月
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01日 人みな有用の用を知りて、無用の用を知るなきなり(『荘子』人間世)
02日 小人の学は耳より入りて口より出ず(『荀子』勧学)
03日 彼を知り己を知れば、百戦して殆からず(『孫子』謀攻)
04日 敗軍の将は以って勇を語るべからず(亡国の大夫は以て存を図るべからず)(『史記』淮陰候列伝)
05日 天を怨みず、人を尤(とが)めず(下学して上達す)(『論語』憲問)
06日 面従して退いて後言あることなかれ(『書経』益稷)
07日 前事忘れざるは後事の師(『戦国策』趙策)
08日 吉人の辞は寡(すくな)く、躁人の辞は多し(『易経』繁辞下)
09日 遇と不遇とは時なり(『荀子』宥坐)
10日 可を見て進み、難きを知りて退く(『呉子』料敵)
11日 天地の道は極まれば則ち反り、盈つれば則ち損ず(『淮南子』泰族訓)
12日 人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん(『唐詩選』魏徴・述懐)
13日 人生は白駒の隙を過ぐるが如し(『十八史略』・『荘子』知北遊)
14日 徳は事業の基なり(『菜根譚』)
15日 人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり(『老子』33)
16日 善く将たる者は愛と威とのみ(『尉繚子』攻権)
17日 久安を恃(たの)むことなかれ、初難を憚ることなかれ(『菜根譚』)
18日 小利を見れば、則ち大事ならず(『論語』子路)
19日 楽しみは極むべからず(『礼記』曲礼上)
20日 人はすべからく事上に在って磨くべし(『伝習録』)*
21日 知りて知らずとするは尚なり(『老子』71)
22日 夜郎自大(『史記』西南夷列伝)
23日 用兵の道は心を攻むるを上となす(『三国志』蜀書・馬謖伝)
24日 政をなすの要はただ人を得るに在り(『貞観政要』)*
25日 善く吏たる者は徳を樹(う)う(『韓非子』外儲説・左下)
26日 蝸牛角上の争い(『荘子』則陽)
27日 人はその長ずる所に死せざるは寡(すくな)し(『墨子』親士)
28日 益者三友、損者三友(『論語』季氏)

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■三月
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01日 三十にして立ち、四十にして惑わず(『論語』為政)
02日 大道は多岐なるを以って羊を失う(『列子』説符) 多岐亡羊、亡羊の嘆
03日 疑わば用うるなかれ、用いては疑うなかれ(『通俗編』)*
04日 悉(ことごと)く書を信ずれば則ち書なきに如かず(『孟子』尽心下)
05日 殷鑑(いんかん)遠からず、夏后の世に在り(『詩経』大雅・蕩)
06日 愚者は成事に暗く、智者は未萌に見る(『戦国策』趙策)
07日 百年河清を俟(ま)つ(『春秋左氏伝』襄公八年)
08日 赤心を推して人の腹中に置く(『後漢書』光武紀上)
09日 和を貴しとなす(『論語』学而)
10日 泰山は土壌を譲らず、故によくその大を成す(『史記』李斯列伝)
11日 一隅を守りて、万方を遺(わす)る(『淮南子』泰族訓)
12日 算多きは勝ち、算少なきは勝たず(『孫子』始計)
13日 天下を争う者は必ずまず人を争う(『管子』覇言)
14日 我に諂諛(てんゆ)する者は吾が賊なり(『荀子』脩身)
15日 人にして信なくんばその可なるを知らざるなり(『論語』為政)
16日 清にしてよく容るるあり、仁にしてよく断を善くす(『菜根譚』)
17日 兵を用うるの害は、猶予最大なり(『呉子』治兵)
18日 士は己を知る者のために死す(『戦国策』趙策)
19日 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず(『孟子』公孫丑下)
20日 貧しくして怨むなきは難く、富みて驕るなきは易し(『論語』憲問)
21日 大富は命に由り、小富は勤に由る(『俚諺』)
22日 患いは忽(ゆるが)せにする所に生じ、禍は細微に起こる(『説苑』敬慎)
23日 怨みを報いるに徳を以てす(『老子』63)
24日 満は損を招き、謙は益を受く(『書経』大禹謨)
25日 言行は君子の枢機なり(『易経』繁辞上)
26日 法は三章のみ(『史記』高祖本紀)
27日 難に臨んでは苟(いやしく)も免れんとするなかれ(『礼記』曲礼上)
28日 欲あれば則ち剛なし(『近思録』)*
29日 世に伯楽あり、然る後に千里の馬あり(『文章軌範』)*
30日 前車の覆るは後車の戒め(『漢書』賈誼伝)
31日 軽諾は必ず信寡(すくな)し(『老子』63)

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■四月
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01日 流水の清濁はその源に在り(『貞観政要』)*
02日 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(『論語』子路)
03日 柱(ことじ)に膠(にかわ)して瑟(しつ)を鼓(こ)す(『史記』廉頗藺相如列伝)
04日 これ賢これ徳、よく人を服す(『三国志』)*
05日 伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し(『菜根譚』)
06日 事を処するに心あるべからず(『宋名臣言行録』)*
07日 善く戦う者は勝ち易きに勝つ者なり(『孫子』軍形)
08日 その光を和らげ、その塵に同じうす(『老子』4・56)
09日 蓬も麻中に生ずれば、扶(たす)けずして直し(『荀子』勧学)
10日 まさに大いに為すあらんとする君は、必ず召さざる所の臣あり(『孟子』公孫丑下)
11日 暴虎馮河、死して悔いなき者は、吾与(とも)にせず(『論語』述而)
12日 すでに明かつ哲、以ってその身を保つ(『中庸』)
13日 鼎の軽重を問う(『春秋左氏伝』宣公三年)
14日 鞠躬尽力(きくきゅうじんりょく)死して後已(や)まん(『三国志』諸葛亮伝)
15日 君子は交わり絶ちても悪声を出ださず(『史記』楽毅列伝)
16日 管鮑の交わり(『史記』管晏列伝)
17日 慮らずんば胡(なん)ぞ獲ん、為さずんば胡ぞ成らん(『書経』商書・太甲下)
18日 瓜田に履(くつ)を納(い)れず 李下に冠を整(ただ)さず(『文選』楽府)
19日 他山の石、以って玉を攻(みが)くべし(『詩経』小雅・鶴鳴)
20日 三人行えば、必ずわが師あり(『論語』述而)
21日 苛政(かせい)は虎よりも猛し(『礼記』檀弓)
22日 天下に忌諱(きき)多くして、民いよいよ貧し(『老子』57)
23日 窮(きゅう)もまた楽しみ、通もまた楽しむ(『荘子』譲王)
24日 花は半開を看(み)、酒は微酔に飲む(『菜根譚』)
25日 禍福は門なし、ただ人の召く所(『春秋左氏伝』襄公二十三年)
26日 禍を転じて福となす(『戦国策』燕策)
27日 人に接しては則ち渾(すべ)てこれ一団の和気(『近思録』聖賢)
28日 君子は必ずその独りを慎む(『大学』)
29日 険を見て能く止まるは知なるかな(『易経』水山蹇)
30日 敖(おご)りは長ずべからず、欲は従(ほしいまま)にすべからず(『礼記』曲礼上)

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■五月
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01日 君子は豹変す(『易経』革卦)
02日 備えを以て時を待ち、時を以て事を興す(『管子』覇言)
03日 人を在(み)るものは眸子(ぼうし)より良きはなし(『孟子』離婁上)
04日 山を為(つく)ること九仞(きゅうじん)、功を一簣(いっき)に虧(か)く(『書経』旅獒)
05日 明極まれば、則ち察に過ぎて疑い多し(『近思録』警戒)
06日 人生百年、昼夜おのおの分(なか)ばなり(『列子』周穆王)
07日 二人心同じうすれば、その利、金を断つ(『易経』繋辞上)
08日 言は行を顧み、行は言を顧む(『中庸』章句13)
09日 疑謀は成すなかれ(『書経』大禹謨)
10日 衆怒は犯し難く、専欲は成り難し(『春秋左氏伝』襄公十年)
11日 細人の人を愛するや姑息を以ってす(『礼記』檀弓上)
12日 心を養うは寡欲より善きはなし(『孟子』尽心下)
13日 善く人を用いる者はこれが下(しも)となる(『老子』68)
14日 事を慮ること深遠なれば、則ち迂(う)に近し(『宋名臣言行録』)*
15日 人は流水に鑑みるなくして止水に鑑みる(『荘子』徳充符)
16日 君は舟なり、庶人は水なり(『荀子』王制)
17日 百戦百勝は善の善なるものに非ず(『孫子』謀攻)
18日 人生は朝露の如し(『漢書』李広蘇建伝)
19日 病、膏肓(こうこう)に入る(『春秋左氏伝』成公十年)
20日 運用の妙は一心に存す(『十八史略』岳飛)
21日 勝に急にして敗を忘るるなかれ(『荀子』儀兵)
22日 疑心、暗鬼を生ず(『列子』説符注)
23日 故旧は大故なければ則ち棄てず(『論語』微子)
24日 小利を顧みるは則ち大利の残なり(『韓非子』十過)
25日 大国を治むるは小鮮を烹(に)るが如し(『老子』60)
26日 人生、一分を減省せば、便(すなわ)ち一分を超脱す(『菜根譚』後集131)
27日 学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し(『論語』為政)
28日 呉下の阿蒙に非ず(『三国志』呉書・呂蒙伝注)
29日 君子は言に訥(とつ)にして、行いに敏ならんことを欲す(『論語』里仁)
30日 安きに居りて危うきを思う(『貞観政要』)*
31日 久しく尊名を受くるは不祥なり(『史記』越王句踐世家)

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■六月
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01日 往く者は追わず、来たる者は拒まず(『孟子』尽心下)
02日 小恵を私して大体を傷(やぶ)るなかれ(『菜根譚』)
03日 意なく、必なく、固なく、我なし(『論語』子罕)
04日 公事には公利ありて私忌なし(『春秋左氏伝』昭公三年)
05日 親を敬する者は敢えて人を慢(あなど)らず(『孝経』天子)
06日 人生の大病はただこれ一(いつ)の傲(ごう)の字なり(『伝習録』)*
07日 善く問を待つ者は鐘を撞くがごとし(『礼記』学記)
08日 大弁は訥(とつ)なるが如し(『老子』45)
09日 陰徳ある者は必ず陽報あり(『淮南子』人間訓)
10日 険を行なって以って幸を徼(もと)む(『中庸』)
11日 辞譲の心は礼の端なり(『孟子』公孫丑上) 四端 - 惻隠:仁、羞悪:義、 辞譲:礼、是非:智
12日 己に如(し)かざる者を友とするなかれ(『論語』学而)
13日 その子を知らざれば、その友を視よ(『荀子』性悪)
14日 過ぎたるはなお及ばざるがごとし(『論語』先進)
15日 牝鶏(ひんけい)の晨(あした)するはこれ家の索(つく)るなり(『書経』周書・牧誓)
16日 鷦鷯(しょうりょう)、深林に巣くうも一枝に過ぎず(『荘子』逍遙遊)
17日 過ちて改めざる、これを過ちと謂う(『論語』衛霊公)
18日 寿(いのちなが)ければ辱(はじ)多し(『荘子』天地)
19日 花発(ひら)けば風雨多く、人生別離足る(『唐詩選』于武陵・勧酒)
20日 四時の序、功を成す者は去る(『史記』范睢蔡沢列伝)
21日 遠水は近火を救わず(『韓非子』説林上)
22日 安居なきに非ず、我に安心なきなり(『墨子』親士)
23日 始めは処女の如く、後には脱兎の如し(『孫子』九地)
24日 諍臣(そうしん)は必ずその漸(ぜん)を諫む(『貞観政要』)*
25日 (貧賤の交わりは忘るべからず、)糟糠の妻は堂より下さず(『後漢書』宋弘伝)
26日 国を治むるの道は寛猛中(かんもうちゅう)を得るに在り(『宋名臣言行録』)*
27日 泣いて馬謖を斬る(『三国志』蜀書・諸葛亮伝)
28日 人の悪を攻むるには、太(はなは)だ厳なることなかれ(『菜根譚』)
29日 亢竜(こうりょう)悔いあり(『易経』乾・上九)
30日 呉越同舟(『孫子』九地)

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■七月
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01日 学びて然る後に足らざるを知り、教えて然る後に困(くる)しむを知る(『礼記』学記)
02日 剣は砥を待ちて而る後に能く利なり(『淮南子』脩務訓)
03日 愛は憎しみの始め、徳は怨みの本なり(『管子』樞言)
04日 温温たる恭人はこれ徳の基なり(『詩経』小雅・小宛)
05日 信言は美ならず、美言は信ならず(『老子』81)
06日 前言往行を識(しる)して以ってその徳を蓄(やしな)う(『易経』大畜・象伝)
07日 人はその親愛する所に之(お)いて僻す(『大学』)
08日 忌(い)めば則ち怨み多し(『春秋左氏伝』僖公九年)
09日 鎡基(じき)ありといえども、時を待つに如かず(『孟子』公孫丑上)
10日 学ばざれば、便(すなわ)ち老いて衰う(『近思録』為学)
11日 人道は盈(えい)を悪(にく)みて謙を好む(『易経』謙・彖伝)
12日 蹞歩(きほ)を積まざれば、以って千里に至るなし(『荀子』勧学)
13日 これを望めば木鶏に似たり(『荘子』達生)
14日 後生(こうせい)畏(おそ)るべし(『論語』子罕)
15日 その不辜(ふこ)を殺さんよりはむしろ不経(ふけい)に失せよ(『書経』虞書・大禹謨)
16日 燕雀安(いずく)んぞ鴻鵠の志を知らんや(『史記』陳渉世家)
17日 人の己れを知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患う(『論語』学而)
18日 聖人の治は民に蔵して府庫に蔵せず(『韓非子』十過)
19日 軍に将たるの事は静にして以って幽なり(『孫子』九地)
20日 先ず和して而る後に大事を造(な)す(『呉子』図国)
21日 天知る、地知る、子知る、我知る(『十八史略』後漢・楊震)
22日 己の欲せざる所は人に施すなかれ(『論語』衛霊公)
23日 大行は細謹を顧みず、大礼は小譲を辞せず(『史記』項羽本紀)
24日 富は足ることを知るに在り(貴は退くを求むるに在り)(『説苑』談叢)
25日 天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ(『文章軌範』岳陽楼記・范仲淹)
26日 笑って答えず、心自ら閑なり(『古文真宝』山中問答・李白)
27日 衆心は城を成し、衆口は金を鑠(と)かす(『国語』周語下)
28日 時務を識(し)るは俊傑にあり(『三国志』蜀書・諸葛亮伝)
29日 (帝王の業、)草創と守成といずれか難き(『貞観政要』)*
30日 徳は才の主、才は徳の奴なり(『菜根譚』)
31日 国士無双(『史記』淮陰侯列伝)

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■八月
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01日 大道廃れて仁義あり(『老子』18)
02日 兵は凶器なり、争いは逆徳なり (『尉繚子』武議)
03日 君子は終身の憂いあるも、一朝の患いなきなり(『孟子』離婁下)
04日 巧言令色、鮮(すくな)し仁(『論語』学而・陽貨)
05日 小人は水に溺れ、君子は口に溺れ、大人は民に溺る(『礼記』緇衣)
06日 その能を矜(ほこ)れば、その功を喪(うしな)う(『書経』商書・説命中)
07日 小 忍ばざれば則ち大謀を乱る(『論語』衛霊公)
08日 朝三暮四(『荘子』斉物論)
09日 天道是か非か(『史記』伯夷列伝)
10日 天網恢恢、疎(そ)にして失わず(『老子』73)
11日 我に投ずるに桃を以ってすれば、これに報ゆるに李(すもも)を以ってす(『詩経』衛風・木瓜)
12日 小人閑居して不善を為す(『大学』)
13日 疑を以って疑を決すれば決必ず当たらず(『荀子』解蔽)
14日 徳は孤ならず、必ず隣あり(『論語』里仁)
15日 千金の子は市に死せず(『史記』越世家)
16日 時に安んじて順に処(お)れば、哀楽入る能わず(『荘子』養生主)
17日 羝羊(ていよう)、藩(まがき)に触れてその角(つの)に羸(くる)しむ(『易経』大壮)
18日 善く戦う者はこれを勢に求めて人に責(もと)めず(『孫子』勢・兵勢)
19日 宰相は細事(小事)に親しまず(『漢書』魏相丙吉伝)
20日 智者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり(『史記』淮陰侯列伝)
21日 麒麟も衰うるや、駑馬これに先だつ(『戦国策』斉策)
22日 福(さいわい)は微(かすか)なるより生じ、禍は忽(おろそか)にするより生ず(『説苑』談叢)
23日 智はなお水のごとし、流れざるときは則ち腐る(『宋名臣言行録』)
24日 友と交わるには、すべからく三分の侠気を帯ぶべし(『菜根譚』)
25日 変に処しては、まさに百忍を堅くして 以って成るを図るべし(『菜根譚』)
26日 苦中の苦を受けざれば、人の上の人たること難し(『通俗編』)
27日 人主の逆鱗(げきりん)に嬰(ふ)るるなくんば則ち幾(ちか)し(『韓非子』説難)
28日 疑行は名なく、疑事は功なし(『史記』趙世家)
29日 知の難きに非ず、知に処するは則ち難し(『韓非子』説難)
30日 遠慮なければ必ず近憂あり(『論語』衛霊公)
31日 杞憂(『列子』天瑞)

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■九月
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01日 千丈の堤(つつみ)も螻蟻(ろうぎ)の穴を以って潰(つい)ゆ(『韓非子』喩老)
02日 天を楽しみ、命を知る、故に憂えず(『易経』繋辞上)
03日 奇貨居くべし(『史記』呂不韋列伝)
04日 蟷螂(とうろう)の臂(ひじ)を怒らして以って車軼(しゃてつ)に当たるがごとし(『荘子』天地)
05日 君子以って事を作(な)すには始めを謀る(『易経』訟・象伝)
06日 直木は先ず伐(き)られ、甘井(かんせい)は先ず竭(つ)く(『荘子』山木)
07日 位なきを患えず、立つ所以を患えよ(『論語』里仁)
08日 年年歳歳、花相似たり 歳歳年年、人同じからず(『唐詩選』劉廷之・代悲白頭翁)
09日 木に縁(よ)りて魚を求む(『孟子』梁恵王上)
10日 上(かみ)に悪(にく)む所、以って下を使うことなかれ(『大学』)
11日 人、一たびしてこれを能くすれば、己これを百たびす(『中庸』)
12日 下に臨むに簡を以ってし、衆を御するに寛を以ってす(『書経』虞書・大禹謨)
13日 内言は出ださず、外言は入れず(『礼記』内則)
14日 書は多く看るを必せず、その約を知らんことを要す(多く看てその約を知らざるは書肆のみ)(『近思録』)*
15日 無用の費を去るは、聖王の道にして天下の大利なり(『墨子』節用)
16日 好んで人の悪を称すれば、人またその悪を道(い)う(『説苑』談叢)
17日 怨み豈(あ)に明らかなるに在らんや、見えざるをこれ図れ(『書経』夏書・五子之歌)
18日 (蘧伯玉、)年五十にして四十九年の非を知る(『淮南子』原道訓) 六十にして六十化す
19日 一貴一賤、交情すなわち見(あら)わる(『史記』汲鄭列伝)
20日 憤せずんば啓せず、悱(ひ)せずんば発せず(『論語』述而)
21日 韜晦(とうかい)して圭角(けいかく)を露(あらわ)すなかれ(『宋名臣言行録』)*
22日 民、信なくんば立たず(『論語』顔淵)
23日 喜怒を色に形(あらわ)さず(『三国志』蜀書・先主伝)
24日 有りて施さざれば、窮して与えらるることなし(『荀子』法行)
25日 曲なれば則ち全(まった)し(『老子』22)
26日 君の読む所のものは古人の糟魄(そうはく)のみ(『荘子』天道)
27日 兵の形は水に象(かたど)る(『孫子』虚実)
28日 一を聞きて以って十を知る(『論語』公冶長)
29日 人の小過を責めず、人の陰私を発(あば)かず、人の旧悪を念(おも)わず(『菜根譚』)
30日 井を掘ること九軔(きゅうじん)、而も泉に及ばざれば、なお井を棄つと為すなり(『孟子』尽心上)

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■十月
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01日 管(くだ)を以って天を窺(うかが)う(『史記』扁鵲倉公列伝)
02日 怨みは深浅を期せず、それ心を傷(そこな)うに於いてす(『戦国策』中山策)
03日 国を治るはなお樹を栽(う)うるが如し(『貞観政要』)*
04日 縦欲(しょうよく)の病は医(いや)すべし、而して執理(しゅうり)の病は医し難し(『菜根譚』)
05日 三十六策、走(に)ぐるをこれ上計とす(『南斉書』)*
06日 明なれども察に及ばず、寛なれども縦(しょう)に至らず(『宋名臣言行録』)*
07日 子を養いて教えざるは父の過ちなり(『古文真宝』司馬光・勤学文) *勧学文
08日 君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る(『論語』里仁)
09日 桃李 言(ものい)わざれども下自ずから蹊(みち)を成す(『史記』李将軍列伝)
10日 国を治る者は田を鎒(くさぎ)るが若し、苗を害する者を去るのみ(『淮南子』説山訓)
11日 善く戦う者は人を致して人に致されず(『孫子』虚実)
12日 衣食足りて礼節を知る(倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る)(『管子』牧民・事語・輕重甲)
13日 国のまさに興らんとするや、必ず師を貴びて傳(ふ)を重んず(『荀子』大略)
14日 禍は足るを知らざるよりも大なるはなし(『老子』46)
15日 恩もし己より出でなば、怨みははた誰にか帰せん(『宋名臣言行録』)*
16日 朋友に処するに、務めて相下れば則ち益を得、相上(しの)げば則ち損す(『伝習録』)*
17日 己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す(『論語』顔淵・衛霊公)
18日 下の上に事(つか)うるや、その令する所に従わずして、その行なう所に従う(『礼記』緇衣)
19日 貪(むさぼ)らざるを以って宝と為す(『春秋左氏伝』襄公十五年)
20日 善を見れば則ち遷(うつ)り、過ちあれば則ち改む(『易経』益・象伝)
21日 その複(ふたた)びすべからざるを為にせば、則ち事敗るること寡(すくな)し(『韓非子』説林下)
22日 木は縄に従えば則ち正しく、后(きみ)は諫めに従えば則ち聖なり(『書経』商書・説命上)
23日 大人は言必ずしも信ならず、行必ずしも果ならず(惟(ただ)義の在る所のままにす)(『孟子』離婁下)
24日 知者はこれに過ぎ、愚者は及ばず(『中庸』)
25日 忠信以ってこれを得、驕泰(きょうたい)以ってこれを失う(『大学』)
26日 徳慧術知ある者は恒(つね)に疢疾(ちんしつ)に存す(『孟子』尽心上)
27日 寡(すくな)きを患えずして均しからざるを患う(貧しきを患えずして安からざるを患う)(『論語』季氏)
28日 知る者は言わず、言う者は知らず(『老子』56)
29日 下問(かもん)を恥じず(『論語』公冶長)
30日 志ある者は事 竟(つい)に成る(『後漢書』耿弇列伝)
31日 霜を履みて堅氷至る(『易経』坤卦)

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■十一月
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01日 言に匪(あら)ずんば言うなかれ、由に匪ずんば語るなかれ(『詩経』小雅・賓之初筵)
02日 徳を作(な)せば心逸して日に休し 偽を作せば心労して日に拙なり(『書経』周書・周官)
03日 道は邇(ちか)きに在り、而るにこれを遠きに求む(事は易きに在り、而るに之を難きに求む)(『孟子』離婁上)
04日 小人の過つや必ず文(かざ)る(『論語』子張)
05日 己を枉ぐる者にしていまだ能く人を直くする者はあらず(『孟子』滕文公下)
06日 その身正しければ令せずして行なわれる(『論語』子路)
07日 術あれば則ち人を制し、術なければ則ち人に制せられる(『淮南子』主術訓)
08日 功遂げ身退くは天の道なり(功成り名遂げて身を退くは、天の道なり)(『老子』9) 類:久しく尊名を受くるは不祥なり
09日 不義にして富み且つ貴きは、我に於いて浮雲の如し(『論語』述而)
10日 徳を樹つるには滋(しげ)きを務め、悪を除くには本を務む(『書経』周書・泰誓下)
11日 黙してこれを成し、言わずして信あるは徳行に存す(『易経』繋辞上)
12日 己を修めて人を責めざれば、則ち難より免る(『春秋左氏伝』閔公二年)
13日 礼儀の始めは、容体を正し、顔色を斉(ととの)え、辞令を順にするに在り(『礼記』冠義)
14日 富貴の地に処しては、貧賤の痛癢を知らんことを要す(『菜根譚』)
15日 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ(『論語』雍也)
16日 感慨して身を殺すは易く、従容として義に就くは難し(『近思録』政事)
17日 (老子曰く、)我を馬と呼ばば、これを馬と謂(い)わん(『荘子』天道)
18日 言いて当たるは知なり、黙して当たるも知なり(『荀子』非十二子)
19日 事は密なるを以って成り、語は泄(も)るるを以って敗る(『韓非子』説難)
20日 舟覆りてすなわち善く游(およ)ぐを見、馬奔(はし)りてすなわち良く御するを見る(『淮南子』説林訓)
21日 敢えて天下の先たらず(『老子』67)
22日 賢士の世に処るは譬(たと)えば錐(きり)の嚢中(のうちゅう)に処るが若し(『史記』平原君虞卿列伝)
23日 先発すれば人を制し、後発すれば人に制せらる(『漢書』陳勝項籍伝)
24日 一利を興すは一害を除くに若かず(一事を生ずるは一事を減ずるに若かず)(『十八史略』耶律楚材)
25日 謂うことなかれ今日(こんじつ)学ばずして来日ありと(『古文真宝』司馬光・勧学文)
26日 人を挙ぐるにはすべからく退を好む者は挙ぐべし(『宋名臣言行録』)*
27日 磨礪(まれい)はまさに百煉の金の如くすべし 急就は邃養(すいよう)にあらず(『菜根譚』)
28日 家に賢妻あれば丈夫は横事に遭わず(『通俗編』)*
29日 法を用うること、務め寛簡に在り(『貞観政要』)*
30日 鶏肋(『三国志』魏書・武帝紀注『九州春秋』)

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■十二月
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01日 智は禍を免るるを貴ぶ(『三国志』蜀書・劉彭廖李劉魏楊伝)
02日 水清ければ大魚なし(『後漢書』班梁列伝)
03日 小吏に接するにもまた礼を以ってす(『宋名臣言行録』)*
04日 大禹は聖人にして乃(すなわ)ち寸陰を惜しめり、衆人はまさに分陰を惜しむべし(『晋書』陶侃伝)
05日 寛とは苛急を為さざるのみ、簡とは繁砕(はんさい)を為さざるのみ(『宋名臣言行録』)*
06日 善を善みして用うる能わず、悪を悪(にく)みて去る能わず(『管子』)* 『新序』雜事四
07日 明主のその導制する所は二柄のみ(『韓非子』二柄)
08日 利を以って合する者は、窮禍患害に迫られて相棄つ(『荘子』山木)
09日 衆曲は直を容れず、衆枉は正を容れず(『淮南子』説山訓)
10日 玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず(『礼記』学記)
11日 知ることの艱(かた)きにあらず、行なうことこれ艱し(『書経』商書・説命中)
12日 坐忘(『荘子』大宗師)
13日 人と与(とも)にするには備わらんことを求めず(『書経』商書・伊訓)
14日 事予(あらかじ)めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す(『中庸』)
15日 桀紂の天下を失うやその民を失えばなり(『孟子』離婁上)
16日 忠告してこれを善道し、不可なれば則ち止む(自ら辱めらるること無かれ)(『論語』顔淵)
17日 已(や)むべからざるに於いて已むる者は已まざる所なし(『孟子』尽心上)
18日 君子に九思あり(『論語』季氏)
19日 熱閙(ねっとう)の中に一冷眼を着くれば、便(すなわ)ち許多の苦心思を省く(『菜根譚』)
20日 人を恃(たの)むは自ら恃むに如かず(『韓非子』外儲説右)
21日 人の患いは、一曲に蔽(おお)われて大理に闇きにあり(『荀子』解蔽)
22日 君子に三戒あり(『論語』季氏)
23日 功を建て業を立つるは、多くは虚円の士なり(『菜根譚』)
24日 太上(たいじょう)は下(しも)これあるを知る(『老子』17)
25日 憤りを発して食を忘れ、楽しみて以って憂いを忘る(『論語』述而)
26日 ただ有道者のみ能く患(わざわい)をいまだ形(あらわ)れざるに備う(『管子』牧民)
27日 疾風に勁草を知る(『後漢書』銚期王霸祭遵列伝)
28日 断じて敢行すれば鬼神もこれを避く(『史記』李斯列伝)
29日 徳に順う者は昌(さか)え、徳に逆らう者は亡ぶ(『漢書』高帝紀上)
30日 歓楽極まって哀情多し(少壮幾時ぞ 老いを如何にせん)(『古文真宝』漢武帝「秋風辞」)
31日 窮すれば則ち変ず、変ずれば則ち通ず(『易経』繋辞下)

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 ■参考書籍
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  孟子曰く「古人の糟粕? 私なら古人の著書を読み尚友とするけどねw」
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