諸子百家争鳴 - 中国古典思想の世界 - 論語/孔子/孟子/大学/中庸/荀子/老子/荘子/列子/韓非子/孫子/墨子/史記
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 ■当サイトについて
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 当サイトは、中国古典ファンの管理人が、主に春秋戦国時代に活躍した所謂「諸子百家」の著した思想書の
 篇・章ごとに主題と名言成句を列記し、自身の後学に役立てようという趣旨で作成しています。
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 ここに掲載した各書の篇目一覧は、既にその原典または訳本を読まれたことのある方に向けたのものであり、
 名言名句によるエピソードガイドを目指しています。
 そのため、各頁は基本的に書き下し文(読み下し文)をメインにし、現代語訳についてはほとんど掲載しておりません。
 はじめて触れられる方には、よく分からない語句も多いことと思いますので、是非各訳本をご参看ください。
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 諸氏が生涯をかけて琢きに磨いた論説は、人生の規範とするに相応しい至言・箴言の宝庫です。
 彼らの思想をより深く知り、また尚古尚友とする為にも、その著書が最良のテキストとなることは間違いないでしょう。

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 私は出先での暇つぶし用に、当サイトの各頁をプリントした物と、『中国古典名言事典』(諸橋轍次/講談社学術文庫)
 常に携帯しています。 お陰で不意の空き時間も時にこれを習い、悦ばしく有意義に過ごせています。
 ※『中国古典名言事典』は、約170もの書物から、4,800にも及ぶ名言名句を収録した漢籍愛好者必携の一冊です。

 ■春秋戦国時代の主な諸侯国 略地図
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   =春秋時代の諸侯国勢力図(趙・魏・韓は晋)  ■=戦国時代の七雄略地図

 [春秋戦国時代] - 紀元前770年~紀元前221年 …  [史記年表]
 ・春秋時代 - 紀元前770年(雒邑遷都)から、紀元前403年(三晋分裂)まで …  [春秋歴史年表] [春秋人物列表]
 ・戦国時代 - 紀元前403年(三晋分裂)から、紀元前221年(秦の統一)まで …  [戦国歴史年表] [戦国人物列表]
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国号 読み 国姓 始祖 廃帝 帝号 国都 滅亡 Wiki
しゅう 武王 発 赧王 延(37代) 鎬京・雒邑 前256 秦
しん 嬴姓趙氏 始皇帝 政 秦王 子嬰(3代) 皇帝→王 咸陽 前207 楚漢

 [周代の主な諸侯国一覧] - 各国廃主の代数、*印は『「史記」小事典』(徳間文庫)収録の世系表による
国号 読み 国姓 始祖 廃主 爵位 国都 滅亡 Wiki
しん 嬴姓趙氏 襄公 开 秦王 政(31代) 伯爵 平陽・雍・櫟陽・咸陽 前221 統一
太伯 呉王 夫差(25代) 子爵 姑蘇 前473 越
せい 姜姓呂氏 太公望(呂尚) 康公 貸(32代) 侯爵 営丘・臨淄 前386 田斉
周公 旦 頃公 讎(34代) 侯爵 魯山・奄城・曲阜 前259 楚
えん 召公 奭 燕王 喜(43代*) 伯爵 薊・襄平 前222 秦
さい 蔡叔 度 蔡侯 斉(25代) 侯爵 上蔡・新蔡・下蔡 前447 楚
そう 曹叔 振鐸 曹公 伯陽(25代*) 伯爵 陶丘 前487 宋
ちん 胡公 満 湣公 越(24代) 侯爵 宛丘 前478 楚
えい 康叔 封 衛君 角(43代*) 伯→侯→公
→侯→君
朝歌・曹・楚丘
帝丘・野王
前209 秦
そう 子姓載氏 微子 啓 康王 偃(32代*) 公爵 商邱・彭城 前286 田斉
しん 唐叔 虞 静公 倶酒(38代*) 侯爵 唐・曲沃・翼・絳・新絳 前376 趙魏韓
羋姓熊氏 熊繹 楚王 負芻(41代) 子爵 丹陽・郢・陳・寿春 前223 秦
えつ 無余 越王 無彊(?代) 子爵 会稽・琅琊・呉 前334 楚
てい 桓公 友 康公 乙(25代) 伯爵 鄭・新鄭 前375 韓
ちょう 嬴姓趙氏 烈侯 籍 幽穆王 遷(10代) 侯爵 中牟・晋陽・邯鄲 前228 秦
姫姓魏氏 文侯 斯 魏王 假(9代) 侯爵 安邑・大梁 前225 秦
かん 姫姓韓氏 景侯 虔 韓王 安(11代) 侯爵 陽翟・新鄭 前230 秦
(田斉) でんせい 嬀姓田氏 太公 和 斉王 建(8代) 侯爵 臨淄 前221 秦
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 ※上記表の人名について … 例:魯 国姓は姫 始祖は周公 姫旦(しゅうこう きたん) 廃公は頃公 姫讎(けいこう きしゅう) 王・公・侯は諡号

 [周王朝の爵位] …
 1.公爵 2.侯爵 3.伯爵 4.子爵 5.男爵

 [春秋十二諸侯] - 『史記』十二諸侯年表より …
 魯 斉 晋 秦 楚 宋 衛 陳 蔡 曹 鄭 燕 呉

 [春秋五覇] - 春秋時代、五人の覇者 五伯(斉桓公・晋文公以外は文献によって異なる) …
 斉桓公 晋文公 宋襄公 秦穆公 楚荘王 呉王闔閭(闔廬) 呉王夫差 越王勾践(句践)など
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 ・『孟子』告子下(趙岐注) - 斉桓公 晋文公 宋襄公 秦穆公 楚荘王
 ・『荀子』王覇 - 斉桓公 晋文公 楚荘王 呉王闔閭 越王勾践


 [戦国七雄] - 戦国時代、七つの大国(「七雄」から秦を除いたものが「六国」) …
 秦 楚 斉 燕 趙 魏 韓(末期の勢力順)

 [『呂氏春秋』の九州と旧諸侯国の位置](『三国志』を読まれた方でしたら、凡その支配域が分かるでしょう) …
 1.豫州(周) 2.冀州(晋) 3.兗州(衛) 4.青州(斉) 5.徐州(魯) 6.揚州(越) 7.荊州(楚) 8.雍州(秦) 9.幽州(燕)

 ■諸子百家と代表人物一覧
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 「天下は帰を同じくして塗(みち)を殊(こと)にし、致を一にして慮を百にす」(『易経』繫辞下伝)
 「天下の方術を治むる者は多し、皆其の有を以て加うべからずと為す。 哀しいかな、百家往きて反(かえ)らず、必ず合せず」(『荘子』天下篇
 「今、諸侯は政を異にし、百家は説を異にす。則ち必ず或るものは是にして或るものは非、或るものは治にして或るものは乱なり」(『荀子』解蔽篇
 「冰炭は器を同じくして久しからず、寒暑は時を兼ねて至らず、雑反の学は両立して治まらず」(『韓非子』顕学篇

 [諸子百家の分類] …
 ・儒家 - 孔丘 仲由 顔回 端木賜 澹台滅明 有若 言偃 卜商 顓孫師 曾参 孔伋 孟軻 荀況 孔門七十子 …
 ・道家 - 老聃 尹喜 列禦寇 楊朱 荘周 彭蒙 接予 季真 環淵 (慎到) 田駢 …
 ・陰陽家 - 鄒衍 鄒奭 …
 ・法家 - 管夷吾 公孫僑 李克 (呉起) 商鞅 申不害 慎到 (田駢) 韓非 李斯 …
 ・名家 - 鄧析 (宋銒) 尹文 恵施 公孫龍 児説 田巴 …
 ・墨家 - 墨翟 禽滑釐 孟勝 田襄子 宋銒 …
 ・縦横家 - 鬼谷子 蘇秦 張儀 公孫衍 陳軫 蘇代 蘇厲 …
 ・雑家 - 尸佼 呂不韋 …
 ・農家 - 許行 陳相 …
 ・兵家 - 呂尚 司馬穰苴 孫武 呉起 孫臏 尉繚 …

 [生国別]
 ・東周 - 蘇秦 蘇代 蘇厲
 ・ - 言偃
 ・ - 管夷吾 晏嬰 司馬穰苴 孫武 孫臏 淳于髠 彭蒙 尹文 田駢 接予 季真 田巴 鄒衍 鄒奭 魯仲連
 ・ - 孔丘 仲由 顔回 澹台滅明 有若 曾参 孔伋 左丘明
 ・ - 孟軻
 ・ - 宋銒 荘周 恵施 児説
 ・ - 公孫僑 鄧析 申不害 列禦寇
 ・ - 顓孫師
 ・ - 端木賜 卜商 呉起 商鞅 楊朱 呂不韋
 ・ - 慎到 公孫龍 荀況
 ・ - 段干木 田子方 禽滑釐 張儀 公孫衍 尉繚
 ・ - 韓非
 ・ - 尹喜
 ・ - 老聃 環淵 許行 陳軫 李斯
 ・不詳 - 墨翟 孟勝 田襄子 告不害 尸佼 王鬥 徐劫 鬼谷子

 [稷下の学士] - 斉の都 臨淄の稷門の下に集まった学者たち …
 淳于髠 孟軻 告不害 彭蒙 宋鈃 尹文 慎到 田駢 接予 季真 環淵 王鬥 田巴 徐劫 鄒衍 鄒奭 公孫龍 児説 魯仲連 荀況など


 ■先秦諸子百家 人物略歴

 [儒家(じゅか)] …
  ・孔丘(こうきゅう)
   孔子 儒家の始祖 字は仲尼 魯の人 貧賤の出であったがよく礼学を修め、門弟とともに諸国を教化して巡った。
  ・仲由(ちゅうゆう)
   子路・季路 魯の人 武勇を好み、いささか軽率であったが実直で慕われた。衛で仕官するも内乱に巻き込まれ死す。
  ・顔回(がんかい)
   顔淵 字は子淵 魯の人 陋巷に住み、箪食瓢飲して身を修めたという。孔子に後継者として嘱望されるも早世した。
  ・端木賜(たんぼく・し)
   字は子貢 衛の人 言論弁舌に優れ、魯・衛の宰相を歴任。門下で最も栄達して富み、一門の財政を援助する。
  ・澹台滅明(たんだい・めつめい)
   字は子羽 魯の人 容貌は醜かったが、品行方正で弟子は数百人、その名は諸侯にも知られていた。
  ・有若(ゆうじゃく)
   字は子有 魯の人 孔子の死後、容貌が似ていたため後継者に担がれた。彼を推した門弟には師と仰がれたという。
  ・言偃(げんえん)
   字は子游 呉の人 十哲のひとりで、その学識を讃えられる。魯の武城の長官を勤め、礼楽を以て民を教化したという。
  ・卜商(ぼくしょう)
   字は子夏 衛の人 学問の道に優れ、魏に招かれて明君・文侯の学師となる。門下には李克や西門豹らがいた。
  ・顓孫師(せんそん・し)
   字は子張 陳の人 才知と容姿に優れていた。「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし」の「過」と評された人物。
  ・曾参(そうしん)
   曾子 字は子與 特に孝行の道に秀でており、その門人が『孝経』『大学』を著したという。生涯魯で教育にあたった。
  ・孔伋(こうきゅう)
   字は子思 魯の人 孔鯉(伯魚)の子で、孔子の孫。曾子に教えを受け儒の道を究めた。『中庸』を著したと伝えられる。
  ・孟軻(もうか)
   孟子 字は子輿 鄒の人 子思の門人に学び、「仁義王道」と「性善説」を主張して各国を遊説した。孔子の約180年後輩。
  ・荀況(じゅんきょう)
   荀子 趙の人 斉で稷下の学の祭酒を三度務め、次いで楚の春申君に仕えて蘭陵の令となる。韓非・李斯らの師。
  孔門七十子 - 孔子の弟子 七十余人の一覧
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  ・至聖 - 孔子
  ・四配 - 復聖 顔回、宗聖 曾参、述聖 孔伋、亜聖 孟軻
  ・孔門十哲 - 顔回、閔損、冉耕、冉雍、宰予、端木賜、冉求、仲由、言偃、卜商 
  ・十二哲(孔廟 大成殿) - 閔損、冉雍、端木賜、仲由、卜商、有若、冉耕、宰予、冉求、言偃、顓孫師、朱熹

 [道家(どうか)] …
  ・老聃(ろうたん)
   老子 姓は李、名は耳、字は聃または伯陽 楚の人 周の衰退をみて官を辞し国を去り、『老子』を著したという伝説的人物。
  ・尹喜(いんき)
   関尹子 秦の人 函谷関の令(長官)で、西方へ向かう老子に請い、『老子』を著させた。伝説では以後、老子に従う。
  ・列禦寇(れつ・ぎょこう)
   列子 鄭の人 黄老思想にもとづき、無為自然を重んじ他人と競わず、よくその身を修めたという有道者。
  ・楊朱(ようしゅ)
   楊子 字は子居 衛の人 人間の欲望を肯定する為我説を主張して儒家・墨家に対抗。「一毛不抜」の故事で知られる。
  ・荘周(そうしゅう)
   荘子 宋の人 「無用の用」「万物斉同」などの思想で知られる。栄達を求めず、無為自然を体現し自由の境地に遊ぶ。
  ・彭蒙(ほうもう)
   斉の人 宣王のときに稷下の学士となり、宋銒、尹文、公孫龍らとともに学んだという。慎到と田駢は、彭蒙に師事した。
  ・接予(せつよ)
   斉の人 環淵、慎到、田駢らと宣王のときに稷下の学士となる。皆、上大夫を賜り、治めずして議論することを許された。
  ・季真(きしん)
   斉の人 稷下の学士。接予と並ぶ賢人で、道のはたらきを司る者を「為す莫き(無為)」と形容した。(『荘子』則陽篇)
  ・環淵(かんえん)
   楚の人 稷下の学士。斉の上大夫となり大いに盛名を馳せたという。一説に老子の弟子関尹子と同人物だともいう。
  ・田駢(でんべん)
   斉の人 稷下の学士。弁舌に巧みで「天口駢」と呼ばれた。斉宣王に「訾養千鍾、徒百人」(『戦国策』)と厚遇される。

 [陰陽家(いんようか)] …
  ・鄒衍(すうえん)
   騶衍 斉の人 陰陽・五行思想の祖 陰陽二元の消長変化を感得して、時代の寵児となる。各国を歴遊し礼遇された。
  ・鄒奭(すうせき)
   騶奭 斉の人 鄒衍の学説を採り書を綴った。文章に巧みで「雕龍奭(ちょうりょう)=竜文を雕(きざ)む奭」と評される。

 [法家(ほうか)] …
  ・管夷吾(かん・いご)
   管仲 字は仲 斉の人 鮑叔と「管鮑の交わり」を結び、斉の桓公を補佐して春秋時代初の覇者に押し上げた賢相。
  ・公孫僑(こうそん・きょう)
   姫姓公孫氏(または国氏)、字は子産 鄭の公族で宰相 史上初の成文法を制定し、善政を行ない慕われた。
  ・李克(りこく)
   李悝 魏文侯に仕えた宰相。変法により魏を強国とする。この法改革は商鞅らに多大な影響をあたえた。 子夏の門下生。
  ・商鞅(しょうおう)
   姫姓公孫氏 衛の公子 秦の孝公に仕え、変法を断行して国を富強にするも、反勢力により車裂きの刑に処せられた。
  ・申不害(しん・ふがい)
   申子 鄭の人 黄老思想を基に刑名・法術の学を説く。韓の昭侯に仕え、宰相として富国強兵に努めた。
  ・慎到(しんとう)
   慎子 趙の人 稷下の学士。彼の説いた「勢」の思想は、商鞅の「法」、申不害の「術」とともに韓非子へ継承された。
  ・韓非(かんぴ)
   韓の公子 荀子の弟子。先達の学を統合し、法家思想を大成した。秦王政に招かれるも李斯らの讒言により獄死する。
  ・李斯(りし)
   楚の人 韓非とともに荀子に学び、秦王(始皇帝)に仕えて丞相となる。二世皇帝の即位後、趙高の讒言により刑戮された。

 [名家(めいか)] …
  ・鄧析(とうせき)
   鄭の臣・詭弁家で、宰相であった子産の法治に反対して、民衆に訴訟に勝つ弁論術を説き、刑戮されたという。
  ・尹文(いんぶん)
   尹文子 斉の人 稷下の学士の一人であり、和合と非戦を説き、宋銒とともに宋尹学派と称される。
  ・恵施(けいし)
   恵子 宋の人 修辞弁舌に優れ一時 魏の宰相を務めたが、張儀の連衡策に反対して失脚。 荘子の好敵手としても有名。
  ・公孫龍(こうそん・りゅう)
   字は子秉 趙の人 「白馬非馬」や「堅白同異」などの詭弁的論説で知られる。『公孫竜子』6篇が現存する。
  ・児説(げいえつ)
   宋の人 「白馬非馬論」で稷下の学士を屈服させたが、関所では白馬のために馬税を取られる。(『韓非子』外儲説 左上)
  ・田巴(でんぱ)
   斉の人 稷下の学士。五帝・三王・五覇を謗り、一日にして千人を服従させたが、若き魯仲連に諭され、終身談じないと誓う。

 [墨家(ぼくか)] …
  ・墨翟(ぼくてき)
   墨子 墨家の祖 出自は不詳 兼愛・非攻・節用などの思想で知られる。一時は儒家と二分するほどの勢力を誇った。
  ・禽滑釐(きん・かつり)
   禽子 魏の人 墨子の跡を継ぎ鉅子(指導者)となる。墨家の狂信的団結は彼の功績という。元は子夏の弟子ともいう。
  ・孟勝(もうしょう)
   墨家の三代目鉅子 楚の陽城君の采邑を守りきれなかった責任を取り、宋の田襄子を鉅子に指名して集団自決した。
  ・田襄子(でんじょうし)
   楚で防衛戦に失敗した孟勝ら墨者180人が自決。当時 宋にいた田襄子は後事を託され、四代目の鉅子となる。
  ・宋銒(そうけい)
   宋牼 宋栄子 宋の人 稷下の学士。墨子学派の非戦論者で、尹文とともに宋尹学派と称される。 名家にも分類。

 [縦横家(じゅうおうか)] …
  ・鬼谷子(きこくし)
   鬼谷は地名であり、一説に名は王詡。 蘇秦・張儀の師で、合従・連衡策を授けた。また龐涓と孫臏も門下生だという。
  ・蘇秦(そしん)
   字は季子 東周洛陽の人 揣摩の術を用いて強国秦に対抗する合従策を六国に説いて巡り、同盟国の宰相を兼務する。
  ・張儀(ちょうぎ)
   魏の人 蘇秦の成功に発奮し秦に仕える。秦と六国の同盟による連衡策を説いて遊説し、合従論者を破った傾危之士。
  ・公孫衍(こうそん・えん)
   犀首(さいしゅ) 魏の人 張儀と反りが合わず合従策で対抗する。魏をはじめ、燕・趙・斉・秦の宰相を歴任した。
  ・陳軫(ちんしん)
   秦の恵文王に仕えたが、張儀との権力争いに敗れ楚に奔る。楚懐王の元で外交に活躍。「蛇足」の故事でも知られる。
  ・蘇代(そだい)
   蘇秦の弟 兄の栄達をみて遊説術を学ぶ。蘇秦の地盤を引き継いで燕に仕え、斉ほか列国を説いて合従策を推し進める。
  ・蘇厲(それい)
   兄・蘇代と行動をともにする。周君の要請で秦将 白起の侵攻を止まらせるなど、二人の活躍で合従論者はより重んじられた。

 [雑家(ざっか)] …
  ・尸佼(しこう)
   尸子 商鞅の食客であったが、連座して誅されるのを恐れ蜀の地に逃れたという。著書『尸子』二十篇は雑家に分類される。
  ・呂不韋(りょ・ふい)
   衛の人 豪商の子として生まれ、秦の荘襄王の擁立に貢献。丞相となり始皇帝に仲父と尊称された。『呂氏春秋』の編者。

 [農家(のうか)] …
  ・許行(きょこう)
   楚の人 神農氏の道を学び、上下の区別無く勤労の重要性を説いた。一派は粗末な身なりで、草鞋や筵を売って暮らす。
  ・陳相(ちんしょう)
   元儒者 滕文公の評判を聞き、弟と宋から滕に移り住む。そこで許行に出会い師事。農家の説をもって孟子と議論した。

 [兵家(へいか)] …
  ・呂尚(りょしょう)
   太公望 師尚父 斉の始祖 姜姓呂氏、字は子牙 周文王・武王を補佐し殷を滅ぼす。 『六韜』『三略』の著者とされる。
  ・司馬穰苴(しば・じょうしょ)
   嬀姓田氏、名は穰苴 斉の人 晏嬰の推挙で景公に仕え、功をあげ大司馬となる。『司馬法』を著したという。
  ・孫武(そんぶ)
   孫子 斉の人 呉王闔閭に仕え将軍となる。伍子胥らとともに富強に努め、楚を破り中原を圧するなど呉の覇業に貢献。
  ・呉起(ごき)
   呉子 衛の人 曾子に破門され魯・魏・楚に仕官し、楚悼王の宰相となるも、王の死後、急進的改革を怨まれ暗殺された。
  ・孫臏(そんぴん)
   孫武の子孫 魏の龐涓に謀られ臏刑(脚切)に遭うも、斉の将軍となり復讐を遂げた。1972年『孫臏兵法』が発見される。
  ・尉繚(うつりょう)
   (『史記』によれば)魏の人 秦王政に合従策の攪乱を進言し厚遇される。また王の惨忍性を見抜く人物評を行なった。

 [その他]
  ・左丘明(さきゅう・めい)
   魯の人 姓は左丘または左 魯の史官で孔子の『春秋』に注した『春秋左氏伝(左伝)』や『国語』を著したという。
  ・段干木(だんかん・ぼく)
   魏の人 子夏の弟子 魏文侯に崇敬されたが、仕官を避けて暮らす。また段干氏は老子の子孫ともいわれる。
  ・田子方(でん・しほう)
   名は無択、字は子方 魏の人 子夏の弟子 魏文侯の学師 儒から道へ、その学統は荘子に受け継がれたとも。
  ・淳于髠(じゅんう・こん)
   斉の人 滑稽多弁・博覧強記で、稷下の学士の長的存在だった。斉威王を諌め、奮い立たせたことでも知られる。
  ・告不害(こく・ふがい)
   告子 孟子の論敵。「性善説」を批判して、人間の本性は善とも悪とも言えず、導き方で善悪が定まると主張した。
  ・王鬥(おうとう)
   王斗 斉宣王と桓公の時代を比べ、好馬・好狗・好酒は同じくあるが、ただ好士がいないとして、賢士の登用を直諫した。
  ・徐劫(じょきょ)
   儒家? 稷下の学士のひとり。魯仲連の少年時代の学師で、「勢数の学」を教えたという。
  ・魯仲連(ろ・ちゅうれん)
   斉の人 清廉高潔の士であり、諸国を遊歴した。趙や斉の危機を救うなど、爵禄を求めず紛争の解決にあたる。

 ※先秦代に於る姓と氏の別は分かりづらい為(「子姓孔氏」孔丘、「嬀姓孫氏」孫武、「姫姓韓氏」韓非 等々)、氏を姓と同義で使用しています。

 ■中国古典の代表的書物
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 書名/著者(伝)・編者・選者/巻篇章数/原典文字数

 ■経部 - 儒教経典・経書
  [六経] …
 ・『易』『書』『詩』『礼』『楽』『春秋』

  [五経(『五経正義』以後)] …
 ・『易経(周易)』 - 伏羲(神代)・周文王(周)・周公旦(周)・孔丘(春秋) 2巻12篇64卦 24,107字 …
 ・『書経(尚書)』 - 孔丘(春秋) 20巻58篇 25,700字 …
 ・『詩経(毛詩)』 - 孔丘(春秋)・卜商(春秋・戦国)・荀況(戦国)・毛亨(漢)・毛萇(漢) 305篇 39,234字 …
 ・『礼記(小戴礼)』 - 戴聖(漢) 49篇 99,010字(『中庸』『大学』を含む) …
 ・『春秋左氏伝(左伝)』 - 孔丘(春秋)・左丘明(春秋)・劉歆(漢・新) 30巻 196,845字 …

  [四書(学庸論孟)] …
 ・『論語』 - 孔子門弟(春秋・戦国) 10巻20篇 11,705字 …
 ・『孟子』 - 孟軻(戦国) 14巻7篇 34,685字 …
 ・『大学』 - 曾参(春秋) 1巻6章 1,753字(『礼記』第42篇と重複) …
 ・『中庸』 - 孔伋(春秋・戦国) 1巻19章 3,568字(『礼記』第31篇と重複) …
 (以上『四書五経』、合計431,286字)

  [十三経(含『四書五経』)] …
 ・『春秋公羊伝』 - 公羊高(春秋) 11巻 44,075字 …
 ・『春秋穀梁伝』 - 穀梁赤(春秋) 12巻 41,512字 …
 ・『周礼』 - 周公旦(周) 6篇 45,806字 …
 ・『儀礼』 - 周公旦(周) 17篇 56,624字 …
 ・『爾雅』 - 周公旦(周) 3巻19篇 …
 ・『孝経』 - 曾参(春秋) 1巻18章 1,903字(今文) …

  [経部 その他]
 ・『大戴礼記』 - 戴徳(漢) 13巻40篇 …
 ・『近思録』 - 朱熹(南宋)・呂祖謙(南宋) 14巻 …
 ・『小学』 - 朱熹(南宋)・劉清之(南宋) 6巻2篇 …
 ・『説文解字』 - 許慎(後漢) 15巻 9,353字 …

 ■史部 - 歴史・地理・伝記
  [正史]
 ・『史記』 - 司馬遷(漢) 130巻12本紀10表8書30世家70列伝 526,500字 …
 ・『漢書』 - 班固(後漢)・班昭(後漢) 100巻12本紀8表10志70列伝 …
 ・『後漢書』 - 范曄(劉宋) 120巻10本紀80列伝30志 …
 ・『三国志』 - 陳寿(西晋) 65巻30魏志20呉志15蜀志 …
 ・『晋書』 - 房玄齢(唐)・李延寿(唐)ほか 130巻10帝紀20志70列伝30載記 …

  [史部 その他]
 ・『国語(春秋外伝)』 - 左丘明(春秋) 21巻 約92,500字 …
 ・『戦国策』 - 劉向(漢) 33篇 約120,000字 …
 ・『通典』 - 杜佑(唐) 200巻 …
 ・『資治通鑑』 - 司馬光(北宋)ほか 294巻 …
 ・『十八史略』 - 曾先之(元) 2巻 …
 ・『山海経』 - 伯益(夏) 18巻 …
 ・『列女伝』 - 劉向(漢) 8巻 …
 ・『貞観政要』 - 呉兢(唐) 10巻40篇 …
 ・『宋名臣言行録』 - 朱熹(南宋)・李幼武(南宋) 24巻 …
 ・『蒙求』 - 李瀚(唐) 596句 2,384字 …

 ■子部 - 諸子百家・思想・宗教
  [儒家]
 ・『荀子』 - 荀況(戦国) 20巻32篇 約90,800字 …
 ・『孔子家語』 - 孔安国(漢)・王粛(後漢) 10巻 …
 ・『晏子春秋』 - 晏嬰(春秋) 8篇 …
 ・『新語』 - 陸賈(漢) 12篇 …
 ・『新書』 - 賈誼(漢) 10巻56篇 …
 ・『説苑』 - 劉向(漢) 20巻 …
 ・『論衡』 - 王充(後漢) 30巻85篇 …
 ・『伝習録』 - 王陽明(明)・徐愛(明)・陸澄(明)・薛侃(明) 3巻 …

  [道家]
 ・『老子』 - 老聃(春秋) 2巻81章 5,056字 …
 ・『荘子』 - 荘周(戦国) 33篇 65,190字 …
 ・『列子』 - 列禦寇(春秋・戦国) 8巻 30,724字 …

  [法家]
 ・『管子』 - 管夷吾(春秋) 24巻76篇 …
 ・『商君書』 - 商鞅(戦国) 26篇 …
 ・『韓非子』 - 韓非(戦国) 20巻55篇 106,131字 …

  [名家]
 ・『公孫龍子』 - 公孫龍(戦国) 6篇 …

  [墨家]
 ・『墨子』 - 墨翟(春秋・戦国) 15巻53篇 76,516字 …

  [縦横家]
 ・『鬼谷子』 - 鬼谷子(戦国) …

  [雑家]
 ・『呂氏春秋(呂覧)』 - 呂不韋(戦国・秦) 26巻12紀8覧6論160篇 …
 ・『淮南子(淮南鴻烈)』 - 劉安(漢) 内書21篇 130,840字 …

  [武経七書+] …
 ・『孫子』 - 孫武(春秋) 1巻13篇 約5,790字 …
 ・『呉子』 - 呉起(戦国) 1巻6篇 …
 ・『尉繚子』 - 尉繚(戦国・秦) 5巻24篇 …
 ・『六韜』 - 呂尚(周) 6巻60篇 …
 ・『三略』 - 呂尚(周)・黄石公(秦) 3篇 …
 ・『司馬法』 - 司馬穰苴(春秋) 5篇 …
 ・『李衛公問対』 - 李靖(唐)・阮逸(唐) 3篇 …
 ・『孫臏兵法』 - 孫臏(戦国) 30篇 …

  [子部 その他]
 ・『世説新語』 - 劉義慶(劉宋) 3巻36篇 約79,000字 …
 ・『菜根譚』 - 洪応明(明) 2巻357条 …

 ■集部 - 詩文・文学・批評
 ・『楚辞』 - 屈原(戦国)・劉向(漢)・王逸(後漢)ほか 17巻 約34,000字 …
 ・『唐詩選』 - 李攀竜(明) 7巻 …
 ・『文選』 - 蕭統(梁) 60巻760篇 …
 ・『文心雕龍』 - 劉勰(梁) 10巻50篇 …
 ・『古文真宝』 - 黄堅(南宋・元) 20巻 …

 ・『文章軌範』 - 謝枋得(南宋) 7巻 …
 ・『三字経』 - 王応麟(南宋) 1,128字 …
 ・『千字文』 - 周興嗣(梁) 1巻250句 1,000字 …

 ※各書の文字数については関連書籍の他「国学备览」「网上读书园地」等を参看した。 原文典籍は「中國哲學書電子化計劃」がよい。
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 ■はじめての諸子百家
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 まったくの初学者が、時代背景を知らずに諸子の著作を読まれても、内容を理解するのは困難なのではないのでしょうか。
 古臭いであるとか、説教じみている、また酷薄であるとかという批判は、ほとんどが時代的背景への理解が足りないことに
 起因しているといっても過言ではありません。 その意味でも、要点だけで構わないので事前に春秋戦国時代の歴史の
 流れをつかんでおくとよいでしょう。 訳本と併せて解説本や関連ホームページで知識を深めていくのも楽しいものです。

 [オススメの読順] - 目標一巡一年、()表記の書物は二巡目以降で構いません。
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 ・『春秋戦国志』(安能務/講談社文庫)
   語り口には一癖ありますが面白い。春秋戦国時代の歴史的背景を要領よく知るには最良の小説です。
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 ・『小説十八史略』(陳舜臣/講談社文庫)
   全6巻 神話から南宋滅亡までを扱う大作。まずは1巻で上古から秦の統一までを押さえましょう。
  ↓
 ・『中国の歴史』(陳舜臣/講談社文庫)
   全7巻 豊富な知識と史料から歴史・文化を詳解。1、2巻で『史記』の扱う時代をカバー。必読です!
  ↓
 (・『春秋左氏伝』
   五経の一で、春秋時代の事変を詳細に記録・注釈。周の衰退から諸侯の興亡、読み物としても面白く貴重な資料です)
  ↓
 ・『史記』
   黄帝から漢武帝までの帝王の事跡、諸侯、各国の人物伝がまとめられた必携必読の書。 是非全訳本を。人生観が変わります!
  ↓
 ・『論語』
   孔子と門弟の言行録であり、箴言の宝庫。「儒教経典」という先入観を捨てて読めば、人間らしい説話に富んだ至高の書です。
  ↓
 ・『孟子』
   孔子に次ぐ人物であり「性善説」や「四端」などの学説で知られる。心に響く名言も多いのですが、気性のせいか論調は激しい。
  ↓
 ・『大学』
   『四書』の中、まずはじめに学ぶべしとされる小編です。明徳・親民・止至善など、儒学の根幹思想がまとめられています。
  ↓
 ・『中庸』
   『大学』と同じく『礼記』の一篇から抜粋されたもので、『四書』の最後に学ぶべしとされる。中庸の徳について語られています。
  ↓
 ・『荀子』
   先秦代に於ける学者の最高峰。詩書からの豊富な引用は、まさに博覧強記。その論説は諸子百家の大成者と言えるでしょう。
  ↓
 (・『墨子』
   兼愛・非攻・節用など、所謂「十論」で知られる。儒家に対抗して独自の思想集団を形成し、一時は勢力を二分するまでに至った)
  ↓
 ・『老子』
   その境地は微妙玄通で難解。特定の人名・国名が一切登場しないため、時代背景を気にする必要もなく、はじめに読むのもアリ。
  ↓
 ・『荘子』
   何者にも迎合せず、飄飄と万物の間に遊ぶ彼の生き方には憧れます。ただ『荘子』から入るのは偏り危険かも?(私がそうです;)
  ↓
 (・『列子』
   管仲と晏嬰の問答(楊朱篇)など、時代的に無理のある説話も多いが、黄老思想にもとづく処世術、死生観は一読の価値あり)
  ↓
 ・『韓非子』
   ここで説かれる刑名法術の学は、時勢に合った即効性のあるもので、上下の隔てなく法令の厳守を強いる苛烈な実用書です。
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 (・『孫子』
   侵略に関する軍論ですが、決して戦争を煽るものではなく慎重論が前提にあります。また処世の教訓となり得る名言名句も多い)

 ■五経(全訳)
 ・『易経』
   はじめての方には徳間書店「中国の思想」シリーズが平易でよい。説卦伝と序卦伝は収録されていないので、岩波等で補足。
 ・『書経(尚書)』
   「全釈漢文大系」が異本に詳しくよいが、絶版で入手も困難。「中国古典文学大系」(現代語訳のみ)等が安価で手に入る。
 ・『詩経』
   古注・新注を併記する「漢詩大系」がお薦めですが、非常に難解。読めない字が多すぎる…… 詩を甘く見ていました。
 ・『礼記』
   「新釈漢文大系」が平易で読みやすく、また手に入りやすい。しかし『大学』『中庸』の二篇が収録されていないのはおかしい。
 ・『春秋』『春秋左氏伝』
   岩波書店の文庫本が簡便でよい。「中国古典文学大系」もよい。「新釈漢文大系」は読み下しを備えるが読みづらい。
 ・『小学』
   「新釈漢文大系」 朱子監修 経書および古今賢人の言行ダイジェスト。初学児童向けに編まれた書だが、是非坐右に備えたい。

 ・『中国古典名言事典』(諸橋轍次/講談社学術文庫)
   約170の書物から、4,800にも及ぶ名言名句を収録した漢籍愛好者必携の一冊!
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 ■参考書籍
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  孟子曰く「古人の糟粕? 私なら古人の著書を読み尚友とするけどねw」
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 『論語』 孔丘弟子/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 古代中国の大古典「四書」のひとつで、孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。
 人間として守るべきまた行うべき、しごく当り前のことが簡潔な言葉で記されている。
 長年にわたって親しまれてきた岩波文庫版『論語』がさらに読みやすくなった改訂新版。
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 『論語』 孔丘(門弟)/加地伸行/講談社学術文庫 …> [関連書籍] 
 孔子とその門人の言行録から成る『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、
 人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典である。読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
 儒教学の第一人者の意欲的で懇切丁寧な注釈と、今にも語り出すかのような臨場感ある現代語訳。
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 『論語物語』 下村湖人/講談社学術文庫 …> [関連書籍]
 二千年以上も経た『論語』の章句を自由自在に使って、著者の思想を物語に構成したものが本書で、
 精神を後世に伝えたい一念が結晶している。孔子と弟子たちが古い衣をぬぎすて、現代に躍り出す。
 その光景がみずみずしい現代語で丹念に描かれている。教育乱脈の今日の日本にとって必読の書。
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 『孔子伝』 白川静/中公文庫BIBLIO …> [関連書籍]
 春秋の乱世にあって、「仁」による理想の徳治を説き、挫折と漂泊のうちに生きた孔子と弟子たち。
 中国の歴史上屈指の偉大な哲人の残した言行は、『論語』として現在も全世界に生き続ける。
 白川静が、史実と後世の恣意的粉飾を峻別し、その思想に肉薄する、画期的孔子伝である。
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 『大学・中庸』 金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 天下国家の政治もその根本は一身の修養にあることを説く『大学』。人間の本性とは何かを論じ、
 「誠」の哲学を説く『中庸』。朱子によって『論語』『孟子』とともに四書の一つとされた儒教の経典。
 本書では、朱子以前の古い読み方を探求して、両書の本来の意味を明らかにすることを主眼とした。
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 『孝経 全訳注』 曾子門弟/加地伸行/講談社学術文庫 …> [関連書籍] 
 本文十八章と付篇一章から成る『孝経』は、孝道を論じた儒教の経書で、永く読み継がれてきた。
 しかし、単に親への孝行を説く道徳の書ではなく、中国人の死生観・世界観が凝縮された書である。
 『女孝経』『父母恩重経』など周辺資料も多数紹介・解読し、家族を重視する人間観を分析する。
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 『孟子(上・下)』 孟軻/小林勝人/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 戦国時代の中国、百家争鳴の世に現われて、孔子の教えを軸にしつつ、独自の思想を展開した
 孟軻の言行録である。彼は、人が天から与えられた本性は善であるという信念に立って、
 この天から万人に等しく与えられた本性を、全面的に開花させるための実践倫理を示した。
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 『荀子(上・下)』 荀況/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 勧学篇に始まり堯問篇に終る荀子の全思想の記録。彼は性悪説を主張し、その説くところによれば、
 人間は放任すれば乱れるからその悪である性を矯正し、世の混乱を防ぐために伝統的な教え、
 即ち「礼」を学ぶことが必要であるという。 広く一般に理解できるよう読み下しと口語訳とを収録。
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 『老子 -無知無欲のすすめ-』 老子/金谷治/講談社芸術文庫 …> [関連書籍] 
 『老子』の思想は、人間は自然世界の万物のなかの一つであるという自然思想の立場をつらぬく。
 したがって老子は、人間の知識と欲望が作りあげた文化や文明にたいして懐疑をいだき、鋭く批判する。
 無知無欲であれ、そして自然に帰って本来の自己を発見せよ、という。 第一人者が説く老子の精髄。
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 『老子』 老子/蜂屋邦夫/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と
 人間についての深い洞察力によって、人生の教科書ともいうべき普遍性を持っている。
 ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方は、時代を超えて人々の心に訴えかける。
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 『荘子 内篇・外篇・雑篇(1)~(4)』 荘周/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 『荘子』は道家思想の代表的古典として,儒家の『論語』や『孟子』などに対立しつつも古代中国思想の
 重要な一翼をなし、我が国にも多大な影響を与えた。 卑小な人間世界から飛び立ち、人為を超越した
 自然の世界に融けこんで、自由な精神を得ようとする荘子の思想は、まことに魅力的である。
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 『荘子物語』 諸橋轍次/講談社学術文庫 …> [関連書籍]
 孔孟の教えが五倫五常を重んじ秩序を固定化するのに対して、荘子の哲学は無為自然を基本とする。
 二千三百年後の今日なお、社会の各分野で『荘子』が益々注目される所以がそこにある。
 変幻龍のごとしと称されるその天下の奇文を、大儒諸橋博士が縦横に説いて余すところがない。
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 『列子(上・下)』 列禦寇/小林勝人/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 『列子』八篇は道家思想を伝える代表的な古典であるが、「杞憂」「朝三暮四」「愚公移山」など
 よく知られた絶妙な寓言・寓話が多く、滋味ゆたかな説話文学の一大宝庫ともなっている。
 本書は原文と訓読文に細緻な校・注を付し、さらに分りやすい現代語訳を加えた良書である。
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 『韓非子(1)~(4)』 韓非/金谷治/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 中国古代の法家思想の大成者とされる戦国末期の思想家韓非とその継承者の論著の集成。
 人間とは自分の利益を追求する存在であるという非情な人間観から、歯切れのよい文章で、
 法律・刑罰を政治の基礎だと説いてゆく。秦の始皇帝の法律万能の思想こそ、法家思想であった。
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 『孫子』 孫武/浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍] 
 春秋時代の孫武が著わし、二千年以上も読み継がれた名高い古典は世界最古の兵法書として、
 また人間界の鋭い洞察の書として親しまれ、今日もなお組織の統率法や心理の綾を読みとるうえで
 必読とされている。 本書は、従来のテキストより千年以上も古い前漢武帝時代の竹簡文に基づく。
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 『墨子』 墨翟/浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍] 
 春秋時代末期に墨子が創始し、戦国末まで儒家と思想家を二分する巨大勢力を誇った墨家の学団。
 自己と他者を等しく愛せと説く「兼愛」や、侵略戦争を否定する「非攻」の思想を唱え独自の武装集団も
 保有したが、秦漢帝国成立期の激動の中で突如、その姿を消す。 墨家の思想の全容と消長の軌跡。
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 『諸子百家』 浅野裕一/講談社学術文庫 …> [関連書籍]
 春秋戦国を縦横無尽に駆け抜けた才智と戦略、自らの理想を実現すべく諸国を巡った諸子百家。
 快楽至上主義の楊朱と兼愛の戦士・墨子の思想がなぜ天下を二分するほど支持されたのか。
 新出土資料で判明した老子、孫子、孔子などの実像や、鄒衍・公孫龍らの思想も興味深く説く。
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 『春秋左氏伝(上・中・下)』 小倉芳彦/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 『春秋左氏伝』は『春秋』の「伝」すなわち解説で、春秋時代(前七二二‐四八一)を中心とする
 中国古代の史伝説話の宝庫である。中国では準経書として扱われ、我が国では古来歴史や
 文学の源泉であった。その全文の格調高い現代語訳。本書には地図・系図・索引を完備。
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 『史記(1)~(8)』 司馬遷/小竹文夫・小竹武夫/ちくま学芸文庫 …> [関連書籍] 
 西漢の司馬遷が著した中国最初の正史『史記』は、古代中国の社会と人間を生きいきと描きだし、
 日本でも広く親しまれてきた。 歴代帝王の系譜である「本紀」、諸侯の興亡を伝える「世家」、
 そして乱世を駆け抜けた人間を描く「列伝」。 本書は古と今をつなぐ、全人類共通の財産といえる。
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 『史記列伝(1)~(5)』 司馬遷/小川環樹・今鷹 真・福島吉彦/岩波文庫 …> [関連書籍] 
 中国最初の史書『史記』の最後にこの七十の列伝が置かれている。宰相、武将、循吏、酷吏、刺客、
 司馬遷は貴賤を問わず「正義を保持し、ひとに屈せず、機を失わずして世にあらわれた人々」をとりあげ、
 それぞれにしたたかなこれらの人間の生きざまを、躍動する筆致で描き、史記の世界像を構成する。
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 『史記列伝』 野田定男/平凡社ライブラリー …> [関連書籍] 
 『史記』のなかでも「列伝」は最も面白く人気も高い。司馬遷自身の屈折した思いが反映されながら、
 乱世における様々な個人の姿が活写されている。策略、執念、残酷さ、気高さ、忠義、史書というより、
 人間ドラマの書とさえ言える。列伝第二十四まで、古くから日本でも親しまれた人物が次々と登場。
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 『史記(8) 「史記」小事典』 司馬遷/久米旺生・竹内良雄・丹羽隼兵/徳間文庫 …> [関連書籍]
 徳間書店版『史記』全八巻、堂々の完結。 最終巻は、充実無比の『史記』小事典である。
 全百三十巻の全容がわかる各巻概要、二百八十余項にもおよぶ珠玉の故事名言集。
 著名登場人物の小伝、関連年表、関連地図、さらに「五帝本紀」など二十七の世系表を収録。
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 『戦国策 -中国の思想-』 劉向/守屋洋/徳間文庫 …> [関連書籍] 
 一躍にして一国の宰相となった幸運児。舌先三寸で国際情勢をゆさぶった縦横家・大物策士。
 匕首一本にすべてを託して敵地に乗り込んだ刺客。権門に寄食し、大事には敢然と恩義に報いる食客。
 波瀾に富む戦国時代を生き抜いた男たちの、奇想天外な発想、意表をつく論理を篤と学ぶべし。
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 『菜根譚』 洪自誠/中村璋八・石川力山/講談社学術文庫 …> [関連書籍] 
 本書は、「儒・仏・道」の三教を根幹とする『菜根譚』の真髄を体得して日常生活の指針とするため、
 儒・道教の専門家と仏教、特に禅学を専攻する学者の二人が、長年に亙り原典を全面的に見直し、
 これを究明し、新たに書き下ろした。 現世を生きぬく知恵と処世の極意が満載された必読の書。
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 『新書漢文大系 蒙求』 李瀚/徐子光/早川光三郎/明治書院 …> [関連書籍]
 唐の李瀚が子供たちのために596句からなる歴史教訓歌を作ったが、これをもとに宋の徐子光が
 補注を加えるなどしてまとめたものが『蒙求』である。主要な漢籍に散見される故事成句は、
 ほとんどこの一書に盛られており、著名な人物の言行を取り上げている。現代にも通じる人生訓。
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 『春秋戦国志(上・中・下)』 安能務/講談社文庫 …> [関連書籍]
 中国故事名言の9割以上を産んだとされる春秋戦国時代はまた、国家形態の原型が造られ、
 諸子百家などすぐれた思想家を輩出させた、世界的に稀有な時代でもあった。
 その550年を軽妙に綴る出色の歴史物語。東周王朝成立から、秦の中国統一までを描く。
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 『項羽と劉邦(上・中・下)』 司馬遼太郎/新潮文庫 …> [関連書籍]
 始皇帝が没し、圧政に虐げられた民衆が蜂起した秦の末期から、楚漢の天下争いに揺れる中国が舞台。
 勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦べただがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか。
 英雄豪傑知者愚者、あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる『史記』の世界を甦らせた歴史大作。
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 『李陵・山月記 - 弟子・名人伝』 中島敦/角川文庫 …> [関連書籍]
 豊富な漢詩文の教養と鋭い人間観察をもって描き、作者の名を不朽のものにした代表作六編を
 参考資料とともに収録。李陵・蘇武・司馬遷の運命を描く「李陵」、才人・李徴の人虎伝「山月記」、
 孔子の弟子・子路の生涯「弟子」、『列子』から弓の達人「名人伝」、『西遊記』から「悟浄」二作。
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 『小説十八史略(1)~(6)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍]
 『十八史略』は元の曾先之によってまとめられた歴史書で、三皇五帝のから南宋まで約三千年の
 歴史を扱った中国通史である。十八の正史、司馬遷の『史記』にはじまり、『漢書』、『後漢書』、
 『三国志』など、激動の時代に生まれた英雄豪傑たちが織りなす人間模様を活写した超大作。
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 『中国の歴史(1)~(7)』 陳舜臣/講談社文庫 …> [関連書籍]
 中国の歴史は奥深い。諸子百家が輩出した群雄割拠の春秋戦国時代、秦の統一、項羽と劉邦、
 数多の英雄が登場し、やがて消え去る。―覇権を争い、権謀術数の渦巻く滔々たる時の流れを、
 豊かな史料から再考察し、著者の祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。
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 『史記(1)~(11)』 横山光輝/小学館文庫 …> [関連書籍]
 春秋五覇、戦国七雄、始皇帝、項羽、劉邦、武帝……。 数多の英雄・豪傑たちが次々に登場して、
 ダイナミックに展開する古代中国の歴史書『史記』。 司馬遷が精根こめて著した世界的な歴史書を、
 巨匠・横山光輝がコミック化した名作が文庫版で登場! 『項羽と劉邦』の後、功臣たちの運命は?
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 『項羽と劉邦(1)~(12)』 横山光輝/潮出版社 …> [関連書籍]
 酒好き、女好き、なまけ者の劉邦。しかしなぜか人望を集め、彼の周りは人だかりができていた。
 一方、その頃豪腕・項羽は叔父の項梁とともに会稽を占領し、一足早く打倒秦の旗揚げをした!
 抜山蓋世の豪傑・項羽。すこぶる度量の大きい劉邦。若き獅子たちの歓喜のドラマが、いま始まる!
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 『中国古典名言事典』 諸橋轍次/講談社学術文庫 …> [関連書籍]
 厖大な中国の古典のなかから4,800余を精選、簡潔にして分かりやすい解説を付した名言名句集。
 どの章句にも古典の英知・達人の知恵・人間のドラマが宿っており、人生の指針にみちている。
 激動の時代を生きる現代人が座右に置いて、あらゆる機会に再読・三読すべき画期的な辞典である。
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